広尾

渋谷区の尾っぽ「広尾」は異国情調の漂う街！

広尾の面積の多くを占めるのは実践女子大学と日赤医療センターです。地域内に高層ビルは殆ど無く多くが住宅です。渋谷区という都会ながら場所は渋谷区の尾っぽであり、鉄道の駅から15分以上も歩く必要がある不便な場所です。公共交通機関はバスに頼らざるをえない状況ですが、それが故に都会では珍しいぐらいの静かな環境を保っています。住宅は一軒一軒の敷地が広く、居住者の多くは外国人で、付近には大使館も多く異国情緒が漂います。営団地下鉄広尾駅から実践女子大まで続く道は、商店が軒を並べており、広尾商店街と呼ばれています。昔は蕎麦屋や豆腐屋、肉屋など庶民的な商店が多くありましたが、今では麻布が近いこともあり、外国風のレストランやカフェなどが増え、オシャレな商店街になっています。それでも、昭和の雰囲気が漂う銭湯は残っており、付近の店とのコントラストが特徴的です。